"地中海,キプロス,ギルネ,キレニア,girne,kyrenia"
紀元前から続く天然の良港
Girne/Kyrenia
ギルネ(キレニア)
(北キプロス −キプロス)♦

ルネは、キプロスの数少ない天然の良港の一つである、とても美しい町であり、歴史ある町でもある。トルコの支配下に入るまではキレニアと呼ばれていたので、今でもその方が通りがよい。現在は首都レフコシャへの北の玄関口でもある。
 港を見下ろすように立つヴェネチア人が再建した四角い砦と、その脇の漁船やヨットが集まる小さな円形の旧港がたたずむさま【写真下】は、絵になる風景だ。その様子は、対岸のトルコの都市アンタルヤのようでもあり、またボドルムにも似ている。モスク(写真左方)と教会(写真右方)が並存しているのがキプロスならではの光景だ。港の周囲は新鮮な魚を食べさせるレストランが立ち並び、水辺にまでテラス席がいっぱいに張り出している。 旧市街には中世のモスクや教会(現在は博物館)が残っており、それらを巡って生活感のある路地裏を歩くのも楽しい。