地中海,フランス,カンヌ,cannes
高級リゾートと庶民的な旧市街、二つの顔を持つ町
Cannes
カンヌ
(フランス)♦

画祭と高級リゾートで有名なカンヌ。
 カンヌの町は、鉄道の駅を中心に左右に分かれている。海に向かって左のクロワゼット海岸沿いが高級リゾート、右側の旧港周辺が庶民の生活の場であり市民リゾート客が訪れる旧市街だ。
 駅から旧市街に向かって、庶民的な商店やカフェが並ぶ歩行者専用の繁華街、メイナディ通り(Rue Meynadie)[写真左下]が延びている。
 真直ぐに進んだ道が丘にぶつかると、右手に折れて斜面をジグザクに登るようになる。この緩い上り坂には、気軽なレストランが軒を連ねている。
 静かな住宅街に入ると、折り返すように登り、最後は頂にある12世紀のノートルダム・デスペランス教会の脇に出る。自由に登れる城の城壁[写真右下]からは、町や周囲の海岸線が一望の下だ[写真上]。