ィレニア海に伸びるソレント半島の海岸線は険しい地形となっていて風光明媚なリゾート地が続いている。その北側、ナポリ湾沿いにナポリ市内からのんびりとしたチルクンヴェスビアーナ鉄道が走っている。その終着駅がソレントだ。人口１万数千人の町の小さな市街は駅から最大でも歩いて15分以内の範囲にあり、ホテル、みやげ物やに混じって市民の生活も垣間見れるこじんまりしたリゾートだ。町は高さ50ｍの断崖の上に有り、海に面したどこからでもナポリ湾を隔ててヴェスヴィオ火山の景色が美しい。またカプリ島への連絡船の出航地としても賑わいを見せていた。近年カプリ島への高速船がナポリから運航されるようになり、厳しい地形状の制約から市街地の限界に達したことから、町は知名度を活かした国際会議開催地としての道を模索し始めている。