"地中海,スペイン,アンダルシア,モンテフリオ,montefrio"
絵のように端正な白い村
Montefrío
モンテフリオ
(スペイン)

ラナダの東54kmのオリーブ畑が果てしなく続く丘陵地帯にモンテフリオはある。スポンジの畝のように波打った土地の1つの突起の頂上の異質な建造物がまず目を引く。16世紀のルネサンス−ゴシック式のヴィラ(la Villa)教会だ。14世紀にアブ・アブダラー・ユスフ(Abu Abdallah Yusuf)が首都グラナダの防衛拠点として作った砦の上に築かれており、片方は北方の崖を見下ろし、反対側の町を見守っている。1488年イスマイル3世はカスティーリャに町を譲り渡した。
 頂上に古城を改装したヴィラ教会を戴き、お椀型をした丘の片面を白い家が埋め尽くしている様子は、南のトコン(Tocón)から入る山越えの地方道から見渡せる。