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本場のクスクスをスークの中心街で
Mahdaoui
ﻣﻬﺪﺍﻭﻲ
マフダウイ
(チュニス −チュニジア)
チュニジア料理に気軽にトライできる本格派の食堂

  狭いスークの中、グランモスクの入口近くにあるクスクス屋

史あるチュニス旧市街で、グランモスクのほぼ正面、人通りの多い通りに面した料理店がマフダウイだ。観光名所の中心にありながら、地元生活者も多い地域なので、気軽に立ち寄れる本格的なチュニジアの食堂だ。
 旧市街(スーク)の主な入口であるフランス門からグランモスク(ズィトゥナ・モスク)へ向かってまっすぐ進んでいく。商店ばかりが続く中で、モスクの直前、右側に食堂らしい店が現れる。
 メインの通りとはいえ細い石畳の歩道で、上部は建物に覆われてトンネルのようになっているが、両側に立ち並ぶ商店の明かりでそれほど暗くはない。肩を触れ合うように人が行き交う狭い道の片隅に小さなテーブルが並べられており、通行人が体や荷物を擦りながら通っていく傍らで座って料理を待つ。


毎日変わる手書きのメニュー

業開始前から地元客と観光客とで満席になっているが、肝心の料理はいつ何が出るのか誰にもわからない。ただ、通りからも見える厨房で大鍋でクスクスのスープを煮込んでいるのはよくわかる。それから何かを焼いたり、数人の店員や料理人が忙しく準備をしている。
 ようやく店の少年が、模造紙にマジックでメニューを書き始めた。メニューは全て日替わりのようだが、ここは何といってもクスクスの店であるから、少なくとも肉のクスクス、魚のクスクスは必ず出るようである。


  手前から、羊の頭のグリル、チュニジアンサラダ、魚のクスクス

 暫くして注文聞きが客の間を回り始めた。どうやら、料理がもうすぐできるらしい。料理が出来上がったときが営業開始時間というおおらかさだ。12時を過ぎてようやく注文した魚のクスクスが運ばれてきた。一人で食べるには十分すぎるかなりのボリュームだ。味は、いわば「魚のカレー」のようなもので、米の代わりにクスクスの粒が入っていると思えば間違いない。日本のカレーに比べ、うま味よりむしろ香辛料が効いている。その辛さを、トマト、キュウリ、オリーブをビネガーで和えたチュニジアンサラダが中和してくれる。

 続いて出てきたのは、本日のお勧めと聞いて頼んだ、羊の頭のグリルだ。他の客も多くが頼んでいるご馳走である。頭を半分に割り、皮や目を取り除いて、シンプルな塩味でしっかりと炭火で焼き上げたものだ。脳みそ、そして頬、舌が食べどころだ。塩味が効いていてなかなかうまい。脳は海の珍味のようなとろけるような食感、そして頬や舌は牛タンのような締まった肉質で食べ応えがある。
 生活地区と観光地とがきっちり分けられているチュニジアで、外人観光客が何の気兼ねもなく立ち寄れる雰囲気の貴重な食堂だ。

Mahadoui(マフダウイ),
Rue Jemaa Zitouna, Tunis, Tunisia., (-->地図38
Tel:
店舗URL:
紹介URL:
営業時間: 昼,
休日: 不明,
カード: 不可,
チュニス旧市街の入口、フランス門からジェマ・ズィトゥナ通りをまっすぐ約10分歩いた、グランモスクのすぐ手前右側。

2006.5.21掲載