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岩山の頂の砦でのスローライフ
Parador de Jaén -Castillo De Santa Catalina
パラドール・デ・ハエン
(ハエン −スペイン)♦
街を見下ろす絶景の砦

中世の砦を復元したようなデザインは本物と見まがうほど

砂漠のようなアンダルシアのうねる高原の標高820メートルの岩山の上に、サンタ・カタリーナ砦がある。
 ハエンの町を足元に見下ろす、360度の絶景の地にあるのが、パラドール・ハエンだ(パラドール・カスティージョ・デ・サンタ・カタリーナとも呼ばれる)。
 県庁所在地のハエンは大きな町なので、一方通行の路地で覆われた旧市街を抜けて山裾に向かうがなかなか辿りつけず、ほとんど不可能な感じすらしてくるほどだ。


駐車場のテラスからハエンの市街を一望する


 ようやく麓に到達すれば、あとはエンジンをふかして舗装された山道を一路登っていく。
 ゲートをくぐった山頂は、砦の一部と見まがうような、パラドールの建物だ。
 実は20世紀後半の新しい建物なのだが、景観保護とデザイン性とを考え、城壁と全く同じ作りで建築されているので、その重厚感は中世の城と何ら変わらない。

夕涼みにぴったりの北向きの涼しいテラス


 パラドールから東に続くように、修復されたサンタ・カタリーナ砦が伸びている。
 そして、まず玄関に入る前に駐車場一帯のテラスからの、町の眺めに目を奪われずにはいられない。
 レセプションで受付を済ませると、向かって右手のロビーを兼ねた小ホールへと進んでいく。

随所に木を使った温かみのあるインテリア


 アンティークや騎士の調度品が飾られた、高い天井の作りになっており、まるで古城といった趣きだ。
 山頂の地形が東西に長いため、建物も一直線に細長い構造になっている。つまりどの部屋の眺めも素晴らしいのだが、南の山側が特に良く、部屋数としてはテラス付きの南向きの部屋が多い。
 北側は町の方向に当たるのだが、山が高く町が足元の方向になるため、恐らく部屋からは見えないだろう。


中世のアーキテクチャを生かした設計が醸し出す落ち着き

山のおいしい空気を吸いながらテラスで朝食も取れる

壁に木のドアや仕切・手すりをあしらった温かみのある室内で、テラスに出ると一面オリーブの山や険しい岩山の雄大な景色が広がっている。
 翌朝のんびりしたいなら、頼んでおけばテラスでトーストとコーヒーの軽い朝食を取ることもできる。

 レセプションの前から細い廊下を通り、宿泊棟と反対側に進むと、コンサートホールのような高さ20メートルのボールド天井の、アラベスクなデザインが美しい広いホールがある。


20メートルの高い天井を持つアラベスク模様の美しいホール



 その先に、レンガをそのまま生かした中世風のレストランがある。
 料理は、アンダルシアの要素を取り入れたものではあるが、最近の近隣のパラドールと重なる規格化されたメニューになっている。

シャンデリアとレンガが中世の城をイメージされるレストラン


 ディナーの後は、ホール脇のテラスにあるバールのテーブルで涼んで行きたい。

Parador de Jaén(パラドール・デ・ハエン),
Carretera Castillo De Santa Catalina S/N, Jaén, JA 23001, Spain (-->地図60
Tel: +34 953 23 00 00
Fax: +34 953 23 09 30
e-mail: jaen@parador.es
ホテルURL: http://www.parador.es/en/tratarFichaParadorCabecera.do;jsessionid=ADE5FC8531AC9D2BFA525D269C31ED2C?parador=042&LANG=en&SM=true&fechaDesde=&fechaHasta=
紹介URL:
部屋代: 160ユーロ(スタンダードツイン、夏季、朝食別)
代理店:
営業期間: 通年
レストラン: あり
カード: 可
駅やバスターミナルのあるハエン市中心部から約5km。ちょっとした登山になるので、タクシー利用が良い。車の場合、殆どの方角からは高速A-44で来ることになるが、一方通行が多い市内を無事抜けるのは至難の業。遠回りでもA-44からいったんA-316に入り、63出口で高速を降り、コルドバ(Córdoba)通り、チルクンバラシオン(Circunvalación)通りを通って、パラドールのある岩山の真下を回りこんで近づくのが一番分かりやすい。

2009.5.6掲載