朝まだ早く、しっとりと落ち着いたポウザーダ・

　　ドス・ロイオスの朝食専用の食堂に向かいます。



　　　これからドライブに出かけるアレンテージョ地方

　　は大西洋の奥に控える丘陵地帯で、古くから南部ポ

　　ルトガルの中心として栄えた地方です。

　　　　　　　このポウザーダ（国営ホテル）、ロイオスは１５世紀

　　　　　　の修道院を改装して作られたもので、質素な外観とはう

　　　　　　らはらに、その内装や調度品は、王宮のように立派なも

　　　　　　のばかりです。

　調度品の雰囲気はまるで物語に出て

くる中世のお城そのものです。

　　表に出てみると、ポウザーダの

　目の前には、エヴォラのシンボル、

　ディアナ神殿が見られます。


　　ローマ帝国がまだキリスト教を

　受け入れる前の、紀元２世紀に建

　てられた神殿です。

　反対側に目をやると、もう一つの町のシンボル、カテド


ラルもすぐそこです。さっそく行ってみましょう。