高750Mの岩の上に築かれた小さな村がグルドンだ。その立地が、この小さな集落を、観光地として有名にしている。 足元のルー川の谷間から標高差600Mを登るのは、車でも10分はかかる。上りついたところは木々も疎らな岩の世界、近くのトゥレットと比べても明らかに人の気配が少なく、もう山頂に近い雰囲気だ。 駐車場から集落へは、2〜3分の登りになる。足を踏み入れると、意外なことに家々はきれいで新しい。南側の崖の上まで進むと、ニースからアンティーブまでの雄大な海岸線の眺めが手に取るようだ。