ア ンヴラキコス湾は、イオニア地方の海岸線を大きく侵食するように大陸に食い込んだ、最深部で湾口から40kmにも及ぶ広大な内海だ。
その最深部の街アンフィロヒアは、その立地を生かして、古くから内陸部の物資を船に積み替える中継点として栄えた。
最近までアテネからケルキラ(コルフ)島に向かう車はここでフェリーに乗船していたが、湾口のプレヴェザに海底トンネルが完成して重要性を失った。
部分開通している高速道路でアテネと結ばれれば、海と山との両方を楽しめる落ち着いたリゾートとして注目されるだろう。湾内で水揚げされる魚介類は豊富で、町にはフィッシュ・タヴェルナ(魚専門のレストラン)が多い。
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