舞台となった「郵便局」(だったかと思います。 確かな記憶のある方、教えてください。)
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歩いて20分ほどのところに有る、丘の反対側の漁港コリチェッラ(Corricella)は小型船が多く、対照的に古い静かな町並みだ。典型的な地中海風のキュービックハウスは、ナポリ人の故郷ギリシアを思わせるが、美しいパステルカラーに塗り分けられているところがイタリアらしい。郵便配達人とチリの亡命詩人ネルーダとの心のふれあいを描いたイタリア映画の名作「イル・ポスティーノ(Il Postino)」の舞台となった町並みは、そのまま残されている。出演者の多くがこの村の住人であったが、その多くが今も住んでいる。配達人マリオを演じた病身のマッシモは撮影直後に世を去ったが、イル・ポスティーノは1995年のアカデミー賞5部門を獲得した。
テッラ・ムラータ地区は島の頂上にあるチェントロ・ストーリコ(旧市街)
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舞台となった「郵便局」の建物(実際は八百屋)を過ぎ、島で一番高い小山の上へがっていくと、マリーナピッコラの美しい風景を俯瞰することができる。黄色、オレンジ、ピンク、クリーム色、白など、暖色系の四角い家々が、積み木状に連なっている。集落中央にある小広場前の強いピンク色の小さな家の向かって左側2軒目、外階段のあるやや引っ込んだ家が、撮影時にバールとして使われた建物だ。
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