旧港近くの気さくな食堂 | ||||
ングドック地方で運河の町として名高いセート。中世からの漁業の町としての伝統は、今でも息づいており、運河の先端部にある旧港付近では、新鮮な魚介類を食べさせるレストランが軒を連ね、国中から本当の魚の味を求めてグルメ達が集まってくる。
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自分で選んだ食材がテーブルに | ||||||
類の充実ぶりが特徴で、季節によってカキ、ムール貝、ツブ貝などが、食べきれないほどの量で出される。その新鮮さは間違いなく、パリのレストランとは比較にならない美味しさだ。ブイヤベースも伝統的な南仏のレシピそのもので、魚介類を丸のまま煮込んだ濃茶色の味の濃いスープだ。足の速い素材をふんだんに使い、美味しく仕上げた逸品は、新鮮さがなせる技といえる。
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