|
眩しい白砂のビーチ
|
青い海と豊かな自然が美しい、トルコのナチュラルビーチの中でも、ひときわ美しいことで知られるのが、ここオェリュデニズだ。発音が難しく、日本ではオリュデニズ、またはエリュデニズと呼ばれることが多い。トルコを紹介するポスターやパンフの表紙を飾ることさえある景勝地だ。
|
砂州内の潟(ラグーン)は、浅くて静かだ
|
緑豊かな山に囲まれた孤立した湾内に位置するため、このビーチに入るには地中海の都市フェティエから山を越えて入っていく。最後の坂を下ると眩しいばかりの白砂のビーチが入り江いっぱいに広がってくる。左手にはここは夏ともなればパラソルが並ぶメインビーチとなる。この砂浜に沿って右側に回りこんでいくと、波が消えてまるで池のような静かな海が広がっている。小さな子供が水浴びしたり、海中に寝転んで寛ぐ人がいたり、のどかな雰囲気で、水温も明らかに高い。まさにオェリュデニズ(トルコ語で「死んだ・静かな海」の意)だ。砂州が外海の波を遮り、このような特異な海岸を作り出している。
周辺には、ギリシア人遺跡の村カヤキョイ、廃墟となった聖堂が残る島ゲミリ島(聖ニコラウス島)など、史跡が多い。
|