「地中海生活」 1996年 夏号 ( 5月12日発行 通算第2号 ) P.6
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 夕暮れ近くにようやくアルコス・デラ・フロン

テーラの町が見えてきました。


 やはり、城と塔をいだいた丘の上の白い町

です。今日はこのお城の近くに泊まります。
    だんだん城が近づいてきましたが、迷路のような路地

   に阻まれてなかなかたどり着くことができません。
 道幅はぎりぎり車一台分です。町の人は車が通ると

きは近くの家の玄関に入り込んでよけてくれます。

Top; Arcos de la Frontera
Right; Arcos de la Frontera
Bottom; Arcos de la Frontera




  丘の頂には塔のある広場がありました。広場の一端は


 崖になっていて、はるか彼方まで見渡すことができます。
 この広場に面した宿のテラスの涼しい風のなか、今日

一日のことを思い出しながら、日が暮れるまでの時を過

ごします。
       日が沈む頃になると、テラスになっている

     広場の一角に町の人が集まってきました。


      みんな思い思いに夕日をながめながら、今

     日一日のことを振り返っているように見えま

     した。

Top; The terrace of the Parador "Casa del Corregidor" in Arcos de la Frontera
Left; The same terrace in the toward
Bottom; The "Plaza" foe the parador in the sunset time













アンダルシア地方について

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参考書籍

 この地方については満足のいく資料が見つかっておりませんが、次の書籍に比較的詳しく記されています。

・ 「中橋富士夫作品集  スペイン光と影」   玄光社 1900円    平成3年5月10日第1刷発行
 アンダルシア地方を含むスペイン中〜南部の町と自然と風俗とをカラー写真と説明文で紹介しています。日本語で読める資料としては詳しい方に入るのではないでしょうか。


・ 「建築探訪11 南欧のミクロコスモス」   丸善 2369円    平成4年11月30日発行
 本号で紹介したアンダルシア地方と第1号で紹介したギリシア・キクラデス地方の民家の類似性と相違点について建築学的に詳しく解説しています。白い家の内部の構造や家の有機的な集合体としての町の形態がよくわかります。カラー写真やイラストも含まれ、専門家でなくとも十分楽しむことができます。






 このページでは、地中海やその近くの小さな街でのバカンスの1日をお届けしていく予定です。ギリシア、スペイン、イタリア、ポルトガル、クロアチアなどの国々に足をのばそうと思っています。



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 このページはネットスケープ2.0WINDOWS版、64K色、解像度800×600を推奨いたします。

1.WINDOWSの方
 256色ではどうしても思った色が出せなかったので64K色で作りました。でも256色でも十分見ることができます。
 ネットスケープの方で、1024×768以上の方は表示幅を狭くすると見やすくなります。640×480の方はスクロールすれば見られます。ただしバージョンが古い場合は正しく表示されませんのでご了承下さい。
 エクスプローラの方は、表機能がないため多少間延びした感じになって申し訳ありませんが、まあまあ見ることができます。できれば幅が850ドット程度の方がより表示がよくなるなのですが。
 モザイクの方は、レイアウトが再現できていないと思います。大変申し訳ありませんが写真と文書は正しく表示されます。それで何とかご勘弁下さい。

2.MAC−OS、UNIXなど他のOSの方
 私の手元にマシンがないので、試験を行うことができません。またどのようなブラウザがあるのか広く使われているのかがよくわかりません。不具合の情報とできれば対策を教えていただければ助かります。可能な限り対応いたしますので、よろしくお願いいたします。

 また表示速度を上げるため画像ファイル(JEPG)の圧縮率を高めに設定してあり、多少お見苦しい再生状態になっていることをご了承下さい。





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