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天然のトンネルが連続するブルー・ケーブズ
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不思議な青い洞窟は、地中海に幾つもあるが、ここギリシア北部・ザキンソス島の青い洞窟は、少し変わっている。
島の北端、人家も疎らなスキナリ（Skinári/Σκινάρι）岬近くの崖の下に隠れるように、この洞窟は存在する。近くに車を止めて崖を下り、乗船場から乗合の小船でアクセスする。
奇岩や洞窟が連続し、それらに立ち寄り、時には中に入りながら船は進んでいく。やがて不思議な光景が現れる。波によって削られた、直線状に連続した白い岩のトンネル、これがブルー・ケーブズ（青い洞窟）だ。
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青い色は思いがけない所に現れる
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トンネル付近の海底は岩が崩れて作られたであろう白い石で覆われており、陽射しの角度により、また小船の位置により、様々な青色を呈するのだ。
船はトンネルを通過して向こうに抜けていく。その間、次々とめまぐるしく変化する岩と海とのコンビネーションがハイライトだ。
帰りにツアー船は近くの入江に停船する。客は想い想いに青い海に飛び込んでいく。とてもきれいな海で、シュノーケリングだけで色鮮やかな魚の群れを目にすることができるので、水着の用意を忘れずにしていきたい。
ブルー・ケーブズはザキンソス島を代表する観光地なので、ザキンソスやアリケスなどのリゾート地から、ナヴァイオと合わせて巡るツアー船も運行されている。
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