ようやく海が見えてきました。


　　トロックスで車を止めて景色を眺めている

　と、おばさんが手招きしています。

　　「うちの屋上の景色はいいよ。眺めていっ

　たらどうだい。」と自慢しているのです。


　　屋上に上がると遠くに地中海が見えました。

　白い町として有名なミハスによってみましょう。

　広場の当たりは他の町と違って観光客や馬車

が行き交い、とても活気があります。


　静かな場所を求めて、脇道の階段に入ります。


　町外れの海が望める場所まできてみると、先

客がいました。この猫はなにを思いながら海を

眺めていたのでしょう。

　　　ほんの少し海をはなれただけで、またほこりっぽい土と強い日

　　差しが戻ってきます。


　　　白い町として有名なカサーレスは乾いた大地のなかにひっそり

　　たたずんでいました。


　　　その町の入り口のレストランで遅い昼食をとります。

　直射日光をさけて日陰に席をとります。

日陰にはさわやかな風が吹きぬけていま

す。


　暑い日には、よく冷えたガスパーチョ

の味が格別です。

　　　　このレストランのテラスはすばらしい展望台

　　　でもありました。