ここで船に別れを告げ、まずは水辺に何軒かある食堂の一つで、ローカルな食事を取りました。 海の家のような気軽な雰囲気に好感が持てます。
カレキョイに近づいてきました。ほんの十数戸からなる小さな集落ですが、観光地であるため食堂、みやげ物屋からペンションまで、一通りのものは揃っています。
ナスや唐辛子などを中心とした、ヘルシーな野菜が中心のメニューです。注文によりグリルで魚を焼いてくれます。
Top; Kalekoy Middle; Kalekoy Bottom; Kalekoy
カレキョイから山の上へと登り始めます。 中世のビサンチン時代の遺跡に入り組むように佇む村落を抜け、
城壁をくぐるとそこは古代都市シメナです。 観客席がわずかに8段の、小都市らしいかわいいローマ劇場が出迎えてくれます。
息を切らして山頂まで登り詰めます。 眼下にはアクロポリスを取り囲む城壁とカレキョイの港、対岸のケコヴァ島、後方に広がるのは所々にリキア式墓所群がちりばめられたトルコ本土の白茶色の風景、それらを取り囲む真っ青な東地中海・・・ 360度の展望は、いつまでもここにこのままでいたいという強い衝動を起こさせます。
Top; Simena Middle; Roman theater, Simena Bottom; View of Kalekoy and Kekova, Simena
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