夕方、アマルフィから隣町のアトラ ーニまで散策に出かけます。 教会が電球でデコレーションされ ています。
通りには屋台が出ており、また人がたくさん 集まっていて何かのぞき込んでいます。さっそく その仲間に加わってみましょう。
先頭には楽隊、つづいて御輿のような ものが見え、神父さんや町長さんのよう な人を先頭に長い隊列が続いています。 今日はアトラーニのお祭りのようです。
Top; AtraniMiddle; AtraniBottom left; AtraniBottom right; Atrani
パレードに別れを告げアマルフィに戻るとすっかり 暗くなってきました。 港付近は夕涼みをする人や食事に出かける人で活気 にあふれてきました。
桟橋に立つと、カプッチーニ・コンベントが ちょうど山の中腹に見えます。 今そのテラスにちょうど明かりがつきました。 さあ、すぐにかえってディナーの支度です。
Top; Amalfi
Bottom; Amalfi
ディナーも終わる頃にはあたりは暗やみに 包まれていますが、部屋からのアマルフィの 眺めは昼間に劣らずまた美しいものでした。 しかしワインの酔いも心地よく床について しばらくで大音響で飛び起きました。
窓から外をのぞくと花火が上がっています。山の向こう、 ちょうどアトラーニがあるあたりからでしょうか。 アマルフィの夜景、そして夜空と水面に映る光の美しさ に思わず息をのんでしまいます。 この音と光のシンフォニーはちょうど夜中の12時まで続 きました。
Top; The night view of AmalfiBottom; The night view of Amalfi
この地方については市販の旅行ガイドブックに簡単な解説を見つけることができます。他にもこの地域を取りあげた出版物は定期刊行物も含め数多くあります。 ・ 「建築探訪7 南イタリア小都市紀行」 丸善 2369円 平成3年12月30日発行 約16ページにわたって文と写真でアマルフィ海岸地域の風土を紹介しています。 ・ 「フィガロジャポン誌 第5巻12号」 TBSブリタニカ 850円 1994年12月1日発行 ソレント半島含むイタリア南部の観光地をカラー写真をふんだんに使ってわかりやすく紹介しています。またホテル、レストランなどの実用情報も載っておりガイドブックとしての使用も可能です。
このページでは、地中海やその近くの小さな街でのバカンスの1日をお届けしていく予定です。ギリシア、スペイン、イタリア、ポルトガル、クロアチアなどの国々に足をのばそうと思っています。